2013年の反省点と来年の抱負-株式投資編-
2013年は、とにかく反省点の多い年でした。
振り返ってみると、30万程度の資金に対して最終的な損益は+40,000円と、まあ可もなく不可もなくって感じなのですが、その中身にはかなり課題が残ります。
反省のためにも、まずは損益それぞれの主な内容を列挙してみたいと思います。
■主な利益要因
パナソニック<6752> 100株 +60,000円
東京製鐵<5423> 100株 +12,000円
ピーエス三菱<1871> 200株 + 6,000円
パナソニックは株価倍返し達成です。経営危機が叫ばれていたかなり安い頃に買っていましたので。
東京製鐵も比較的安い時期に買えましたので、パナソニックほどではありませんが充分良かったです。
ピーエス三菱はオリンピック決定後に買って、つい先日まで保有していましたが、利確しました。
この他にもいくつか利益を出した銘柄がありますが、少額なので割愛。
■主な損失要因
ラクーン<3031> 300株 △27,000円
IJTTHD<7315> 200株 △ 7,100円
どちらとも12月に入ってから購入し、購入直後は順調に株価も上がっていました。しかしその後すぐに節税売り(?)に見舞われどんどん株価は下落。結局10%以上もの評価損を計上し、損切りすることになってしまいました。(実はラクーンの方はナンピンまでしてこの結果です)
特にこの2つはパナソニックと東京製鐵の売却益を投入してのこの結果だったので、本当に悔しいです。。。
■反省点
上記の損益要因を踏まえて、反省点をいくつか書いていきたいと思います。
1.市場の流れが読めてなかった
特にラクーンとIJTTHDの損失から学んだことです。
来年度以降から、株式売却益にかかる税率が20%に戻ります。
このことから、12月は個人の節税売りが出るであろう事は言われていましたし、理解していたつもりだったのですが・・・結局は理解してなかったのですね。
もろに節税売りに被弾して、ラクーンとIJTTHDの損失を生み出してしまいました。
株価というのはその企業のみを見ていればいいというものではなく、市場全体の流れも意識しておく必要があると学びました。きつい授業料です(泣
また振り返ってみると、12月の節税売りの他にも、意識しておくべき流れがあったように思いましたので、ここに書きとどめておきます。
①重要イベントの前や金曜日はポジション整理の利確に見舞われやすい
FOMCとか、市場に影響を及ぼしかねない大きなイベントの前には、一端利確してノーポジションで臨む人が多いようです。
また金曜日も、土日と2日間市場が休みで、何かあったときに対応できないため、ある程度利確する傾向があるようです。
・・・ということは、その前日に利確しておいて、当日安くなったところを買う、という手法もありに思えます。(もっともリスクはあるわけですが)
②メジャーSQの算出日(3、6、9、12月の第2金曜日)は市場が荒れやすい
メジャーSQは・・・勉強不足でよくわかってません。
ただとにかく、この時はかなり市場が乱高下しやすい傾向にあるようです。
次回は3月の第2金曜日ですね。注意しなければ・・・・。
③アノマリーについて
アメリカにある格言、「5月に売って、どこかへ行け(Sell in May and Go Away)」などが有名ですが、合理的に説明できない市場の変化「アノマリー現象」というのがあるようです。
調べてみるとむしろ合理的に説明できてるのでは・・・?と思うものもあったので、過度に意識する必要はないのですが、心に留めておいた方が良いかもしれません。
(たとえば上記の Sell in Mayですが、6~8月は欧米のバカンスシーズンで商い自体が少なくなり、9~10月はアメリカの投資信託決算時期で節税売りが出やすいなどの理由から株価は軟調に推移しやすいという根拠があるそうです。)
2.「なんとなく」売買ばかりだった
「なんとなく」買いかな、とか、「なんとなく」他の人が奨めてたから、とか酷い理由で株の売買をしていました・・・。(改めて文字に起こすとほんとに酷いな・・・)
もういい加減「なんとなく」売買からは卒業し、ちゃんと分析を行った上で、自分で考えて売買を行えるようにしたいと思います。
■来年の抱負
2014年は今年の反省点を活かし、
1.市場の流れを読む
2.「なんとなく」売買から卒業する
という2つのポイントを抑えて市場に臨みたいと思います。
ちなみに2014年は資金も3倍アップの90万用意してあります^^;
アナリストの方のコメントなどを見ていると、今年が異常に良かっただけで、2014年は難しくなるなどの意見も目立ちますが、資産倍増目指して突き進みます!